第2回実行委員会
実行委員長の選出
第49回雑居まつりの実行委員長は、世田谷区聴覚障害者協会 本多忠雅さんが引き受けてくれました。手話で話してくれました。
雑居まつりが始まったのは49年前だ。その頃の自分は、差別も平和も福祉も知らなかった。
仲間と出会って雑居まつりを知った。障がいがあってもなくても活動できる場、平和を支える場は大切だと思っている。
今年、旧優生保護法裁判が勝利し、世田谷区の手話言語条例もスタートした。雑居まつりでは、参加者にぜひ手話を知ってもらいたい。
ポスターについて
ポスターイラストは、昨年に引き続き、荻野ひかりさんにお願いします。
新型コロナウイルス感染対策について
新型コロナウイルス感染症について、街中の感染対策が個人の判断に任されていることで、雑居まつりも次の段階にすすんでもいいのでは、という意見がありました。
コロナ前(第44回、2019年)までは、雑居まつりは広場ごとに分別できるごみ箱を配置し、水場を独自でつくり、雑居まつりで持っている食器を模擬店に貸し出し、まつりの終了後クリーン係がすべてのごみを分別、食器を洗って来期に持ち越し、「まつりでごみを出さない」ことを実践していました。
しかし、ウイルスがまん延するなかでは現地で安全に洗いまわすことが困難であると考え、食器の貸し出しをやめました。また、クリーン係が感染することなくごみを分別することもできないと判断し、クリーン係をやめました。
今また新型コロナウイルスの感染拡大が広がりつつあること、拡大していなくても、ウイルスがあることを知ったうえで「どうやれば安全なのか?」専門家でない私たちには分からない。どう判断したら良いのか、みんなで考えてほしいと提起しました。
●新型コロナウイルス感染対策について
今年も3密の回避、不織布マスクや石鹸による手洗いや消毒の励行など、昨年までの対策を踏襲することにしました。
●ごみ処理について
今年もごみを出さないことをめざします。昨年と同様に参加団体の対策と、参加者によびかけます。
- マイバッグの持参を呼びかける。
- バザー品の箱など必要かどうかお客さんに聞く。
- お店のごみは、各団体で持ち帰る。
- 模擬店を出すお店は、環境も考慮し工夫してもらう。
〇使い捨て容器を使わない発想と工夫を考えてみる。
〇環境にやさしい素材で提供する。(プラスチック系は使用しない)
〇自然素材の紙、紙袋、串、経木、プラ系でもポリ(ポリエチレンやポリプロピレン)袋などを使うようにし、各模擬店で責任をもって回収する。
●飲食コーナーの設置について
昨年の飲食コーナーははじめての試みでしたが、とてもうまくいったようです。テーブルといすを用意したことで参加者が食べ歩きせず一か所で飲食し、参加団体が様子をみることである程度テーブルもきれいに保ち、模擬店団体がごみを持ち帰りごみを出さずに済んだ。これを今年も実践したいという声が多数でした。
ただ、ごみ処理については、模擬店団体がすべて責任を持てばよいというのではなく、実行委員会全体で考えることを確認しあいました。
●出店場所について
昨年と同様に「エリア別」とし、「A、B、C」エリア内に集まることを決定しましたが、林の中のにあるCエリアについては、木の根がありつまずいてしまう人が多いという声があり、別案がないか議論しました。
→車いすラリーは別のエリアに移動しては?
→車いすの方がどうすれば移動しやすくなるかは、場所の整備や変更だけでなく、他の方法があるのでは。
→車いすの人も自由に移動したい。設備を充実させる、誰かが手伝うなどいろんな案があるが、「『手伝って』と言い続けなければならない人がいる」ことを知る機会でもある。
→Cエリアは普通に歩くのも大変なので別の平らな場所に変更してほしい(元核戦、元ふれあい通り)
→ゴザを敷いてでこぼこをやわらげる方法もある。また、目をかけて誰かが手助けすることもできる。寄り添えるようにしたい。
→不便な場所は必ずある。場所を変えれば済むことではない。助け合いが必要で、それが雑居まつりの基本ではないか。
→誰かが荷物を持って大変そうだったら「自分は何ができるのか?」と考える。雑居ではそう育ってきた。
→Cエリアでもデコボコしている場所は限られている。
→昨年、車いすラリーの場所を実際に現地に行って検討した。いい場所だったと思っている。
自分たちの目で確かめて、自分たちで作り出すことが必要なのでは?
→Cエリアの参加団体で話し合って検討してはどうか。
でこぼこを回避するために、エリアを移動する案、何らかの策をとる案、目をかけて移動を手伝う案などの意見が出され、Cエリアの人たちで話し合うことになりました。
●全体企画について
①サンバパレード プレーパークはやる方向で進めています。
②メインステージ
メインステージエントリーシートの締め切り:9月14日まで
手話通訳者に渡す書類(シナリオ・歌詞・アピール内容等):9月28日まで←締め切り厳守
③スタンプラリー
スタンプラリーエントリーシートの締め切り:9月28日まで←締め切り厳守
スタンプラリーは参加する子どもたちがかなり喜ぶので、スタンプを押すためのイベントを考え、多くの団体に参加してほしいことが話されました。
例えば…
□「将来のゆめ」を聞く。
□メタルマッチで火花が出たらOK。
□遺伝子組み換えでないラムネを渡して話をする。
◆今後の予定 ※会議の進捗状況により、回数が増えたり減ったりする可能性があります。
○第3回実行委員会 8月24日(土)午後7時~9時 児童相談所A・B会議室
「雑居まつりを継続するための会議」
○第4回実行委員会 9月14日(土)午後7時~9時 児童相談所A・B会議室
メインステージエントリーシート締め切り
○第5回実行委員会 9月28日(土)午後7時~9時 児童相談所A・B会議室
スタンプラリーエントリーシート締め切り
行事における臨時出店届締め切り
○第6回実行委員会 10月 5日(土)午後7時~9時 児童相談所A・B会議室
◎第49回雑居まつり 10月13日(日)羽根木公園
○第7回実行委員会 10月26日(土)午後7時~9時 児童相談所A・B会議室