【エリアA】核と戦争とくらしを考える広場/この指とまれの広場
ステージでも、スタンプラリーでも、日本被団協(日本被爆者団体協議会)のノーベル平和賞受賞を喜び合い、核兵器廃絶への思いを共有できてよかった。来年は雑居まつり50回目。みんなで迎えたいと思う。
ステージでは紙芝居「かわいそうな象」を読んでみんなに見てもらった。出店場所でも紙芝居をして交流することができてとてもうれしい。みんなに助けてもらってよかった。
世田谷ボランティア協会、世田谷ボランティア協会福祉事業部、せたがやチャイルドラインと、複数団体で参加した。スライムづくりやバザー、スタンプラリーなど展開した。羽根木公園入口では昨年に続き災害時のマンホールトイレの実演もできてよかった。
事故などによって、外見上分かりにくい障がい(高次脳機能障がい)をもった人同士の自助グループ。今年初めて参加した。助けてもらいながら無事に終わってよかった。純利益も上げることができた。団体内で反省会をしたところ、いろいろと問題はあったがみんなとても楽しかったというので、来年も参加したい。
児童福祉施設などで美容ボランティアをする2人のユニット。
・何もない舞台を用意した。子どもたちは芝居を見られると期待してやってくるのだが、スタンプラリーではその子どもたちに演じてもらう。出題が「自分の好きな野菜になろう」。ドラゴンフルーツやお寿司、複数人でカレーライスなど、いろんな答えがあってとても見ごたえがあった。
・当日、人に、「どんな活動をしているか、雑居まつりをどうしていったらいいか」などインタビューしてみた。何らかの表現をするのが自分たちの目的。これからどんな活動ができるか考えるきっかけにしたい。
焼き菓子とクッキーを売って完売した。暑かったので来年は日陰に場所を取りたい。日本被団協がノーベル平和賞をとったタイミングで、ステージで「広島のある国で」をみんなで歌うことができてうれしい。
バザーよりスタンプラリーが盛況で、その対応がメインになった。皿まわしとどんぐりごまができたらスタンプを押す。このような交流できる場は貴重だと思う。暑かったのでお隣の団体がテントを貸してくれて助かった。
家の中のいらないものを他の人に使ってもらう「くるくるリユース」がわりと盛況だった。直前にあった日本被団協のノーベル平和賞受賞のニュースで、広島の高校生の原爆の絵のパネルを外国人含めて多くの人が見てくれた。
「核と戦争とくらしを考える広場」には長年まつりを支えてくれている大御所の方がいて、彼らに「世田谷にいて雑居に参加しないのはもぐりよ」と言われ、軽い気持ちで参加したのがはじまり。雑居まつりとは何かと考えたとき「自分たちが本当にめざしたい社会のかたち」がここにあるのかもしれないと思う。その言葉が「雑居まつり宣言文」に書いてあることに今、気づいた。私たちが昔誘われたように、地域の人たちに雑居まつりをいっしょにやらないかと伝えていきたい。
水俣病患者と環境省との懇談でマイクを切られた問題で、みんなが関心をもって見てくれたが、「水俣病って解決したと聞いた」という人がいた。どこで聞いたのだろう。70年たっても国はお金がかかるからと保障しない。水俣湾にまだ水銀は残っている。その甚大さを日常の中で忘れてしまうが、いまだつらい思いをしている人がいることを思い出し、改めて考えなければならない。
20年近く参加している。仲間がだんだんと減っていき…思うように活動ができない。店先には毎年、書籍やパンフレットを置くが、来年はもう少し、団体の活動と雑居まつりをつなげるような工夫をしたい。駐輪場の整理を団体の当番制でするが、自分の当番に30分遅れてしまった。駆けつけると、「大丈夫、大丈夫よ」と言ってくれたことに救われた。ここに来るとみんながんばっている、踏ん張っているんだなあと知ることができる。これからまた何かできるんじゃないかと、もう一度確かめることができた。
Aエリアの責任者を担った。前日、当日の準備などエリアの人たちみんなで協力してできた。活動で巣立った人が山梨に移り住みつくった野菜を販売。シャインマスカットは大人気で、午前中に完売した。ステージでは「翼をください」を毎年歌う。これを聞くのを楽しみに来てくれる人もいたのでうれしい。
今年初めて参加した。定年などでリタイヤした人たちのおしゃべりと情報交換の場をつくる。出店はバザーとスタンプラリー。予想よりいろんなものが売れるし、活動の資料も配布することができ、成果だと思う。当日は余裕がなくまつりを見て回ることができなかった。来年はもっと他の団体と交流したい。
恒例のくじらの竜田揚げ、ホットドッグは昼頃完売した。スタンプラリーでは参加者に「将来の夢は?」と毎年聞く。今年は、子どもが「消防士」「救急士」など、災害に関する職への夢が多かった。大人も「これを勉強したい」など、具体的に答えてくれた。
サンドイッチをやる予定だったが直前にやきそばパンに変更した。昼過ぎに完売。例年バザーをやるのだが、「毎年やることに意味があるのか?」と提起する人がいて、今年はみんなで話し合った。来年も最初に何をやるかを話し合いたい。その話し合い中で「雑居まつりとは何か」を問うていきたいと思う。